バズマザーズVo,Gt,担当


by n-g-c-m-w

にゅうめん

最近、年齢のせいか、記憶力と脳の情報処理速度がイチジルシク低下して来た為、日記を付けよう思い立ち、それならブログに書くべきなのでは?と、私に残された僅かな社会性の様な物が伝令してくるので、こやつめを久々に更新しております。
半年間放置した、炊飯器を開ける様な、ぬるうい恐怖を感じながら。

本日は、以前より何となく気になっていた、駅前のインド料理屋にてランチを摂取しに突撃して来ました。
君の町にも、ないかい?本場の人がやってまっせ系の、なんや、幻想的な、ありがたそうな、象さんの絵が描かれてる様な、本格インド料理屋さんてさ。
そこの前を通る度に、2、3回行ったり来たりしつつ、店内の様子を観察したりしてたのだけど、今日の俺っち、勇気振り絞って入店してやったもんね。
店内は、所謂な感じ。麻素材な感じってのかな。感じの良いインド人女性に、比較的流暢な日本語で、好きな席に座って結構、みたいな事を言われたので、ビビりの私は、硝子戸の入り口付近に着席し、内容も良く把握してないまま、ランチセットを注文。
その際、その女性に「パパド(と聞こえた)は、お付けしますか?無料ですが」と笑顔で言われ、軽いパニック。パパドが何か解らない。だけど、パパドも知らん奴が、背伸びして、こんな本格的な店に入って来やがった、と嘲笑されたら、と思うと、パパドって何ですか?と聞く事もできない。
それに
「パパドって何ですか?」
「いえ、パパドはナンではありません」
みたいな展開になってしまった場合、私のコミュニケーション能力で、収拾を付ける事は、極めて、いんぽっせぼおである様に思われたので、「あー、今日は、どうかな、あー、パパドは、やめときます」みたいな事を曖昧に言って、事なきを得た次第であります。
ソンナコンナで、据え膳されたカレーセット。カレー、ナン、小さい器に入った黄色いご飯、タンドリーチキンを食べてみたら、なかなかどうして美味い。すぱいてぃー。
そんな時、比較対象がないけど、これは美味い部類のインド料理屋さんなのか?或いは、インド料理の持つポテンシャルが、私の想像上より遥かに高いだけで、ここは至って平均的な、言ってしまえば平凡なインド料理屋さんなのか?という自分の浅ましい思考回路が嫌い。
美味い、でえーやん。

食事の作法には反するが、硝子戸越しに往来を眺めながら食べていると、道行く人のほとんどが、インド料理屋の店内の様子を窺い見る様に歩いて行くのが解る。みんな気になってるのね。私は勇気出して入ったぜ、的な優越感あるよね。君達も、この敷居を股にかけてごらんよ。美味しゅうゴザイマスわヨ。

すると、不思議な現象が起こる。昼時を過ぎて閑散とした店内に、若い男女、中年の男性、ゆるふわパーマの女、等が続々と意を決した様に、店内に入っておいでなさる。
その所作、その言動から、初めて入店したであろう事が見て取られる客人達で、忽ち店内は満席状態になった。一番混雑しそうな時間帯でも、こんなに混んでいるのを、私は見た試しがない。先程の、インド人女性店員も、明らかに狼狽している。面妖だ。
食後の珈琲を頂き、会計をしようとした際、店長風な男性が厨房からにゅっと出てきて、私に深々とお辞儀をし、
「アリガドゴザイマス。入口近くで、アフロの人いたから、お客サン、入りやすかった、思います。」と言って笑った。

それは、こうゆうこと?

町民みんなで、気にしていた駅前のインド料理屋。
目の前を通り掛かり、スパイシーな香りを嗅ぐ度に、異国情緒に憧憬の念を感じつつ、入店する事をどこかで畏怖していた駅前のインド料理屋。
そこへさして、往来から一番目につくテーブル席で、美味そうにカレーを食すアフロの男性。いかにも「カレー通でっせ」みたいな雰囲気の、アフロの男性。
いつか入ろうとは思ってたけど、これ、いつ入るの?の自問に、例のあの自答でもって、今みんな入って来ちゃったと。そうゆことなのか。
本当にそうなのか。そんな事あるのか。
と、考えていたら、急に恥ずかしくなり、スパイスも相まって、顔面ポクポク人間になってしまい、逃げる様に帰宅。
でぶ猫のシロさんが、「ぺんろ、ぺんろ」と丁寧に毛繕いに励んでいる勇姿を、まだ子猫のピッポと一緒に見守りながら、この記事を書いてます。

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by n-g-c-m-w | 2016-02-08 06:19